
韓国グルメ 韓国焼肉 サムギョプサル
韓国料理カテゴリー紹介に続き、焼肉シリーズの第1弾はサムギョプサル(豚バラ焼肉)。韓国人がこよなく愛する国民的グルメで、仕事終わりや週末、夜食としても大人気。脂少なめで旨味が強いモクサル(豚首肉)も一緒に楽しまれることが多いです。
1) サムギョプサルとは?
「サムギョプサル」は直訳すると「三層肉」。脂身と赤身が層になった豚バラ肉を厚切りにし、下味を付けずに焼くのが特徴です。グリルで一口大に切って、野菜や薬味と一緒に食べるシンプルさが、外国人旅行者にも食べやすいポイントです。
2) 定番ソース & 薬味
- サムジャン — 味噌・コチュジャン・ニンニク・ゴマ油を混ぜた濃厚ディップ。焼肉の「包み」に欠かせない。
- ゴマ油+塩 — 脂の旨味を引き立てるシンプルな組み合わせ。
- ワサビ — 最近人気の薬味。脂っこさを抑えてさっぱり。ただし辛さが強いので少量がおすすめ。
3) サムギョプサルの食べ方
- セルフ焼き — 自分のテーブルで肉を焼くのが韓国式。体験そのものが楽しい!
- サム(包み) — サンチュやエゴマの葉に肉・サムジャン・ニンニク・唐辛子・キムチを包んで一口で食べるのが定番。
- 野菜も一緒に焼く — ニンニク・キノコ・玉ねぎ・キムチを一緒に焼くと味に奥行きが出ます。
- お酒と一緒に — ソジュ(焼酎)やビールとの相性抜群。混ぜて飲む「ソメク(소맥)」も人気。
4) 外国人に人気の理由
サムギョプサルは辛くなく味付けもシンプルなので、外国人にも食べやすい料理です。自分で焼いたり包んだりする楽しさ、豊富な付け合わせで自由にアレンジできる点が高く評価されています。
5) サムギョプサルが食べられる場所
- ソウル — 麻浦エリアは老舗焼肉店が集まる名所。
- 釜山 — 海鮮小皿と一緒に楽しめる店もあり。
- 済州島 — 地元名物黒豚サムギョプサルは濃厚な味わいで必食。
6) 初めて体験する人へのヒント
- スタッフに焼き方を聞いてOK。観光客には丁寧に教えてくれる店が多いです。
- サムギョプサルとモクサルを食べ比べて、脂の違いを楽しんでみましょう。
- 焼いたニンニクやキムチを一緒に包むとバランス良し。
- さっぱり派は「ゴマ油+塩」ディップがおすすめ。
- ワサビはほんの少量でトライすると◎。
サムギョプサルは「食事」を超えた韓国の社交文化そのもの。次回はもうひとつの人気焼肉カルビ(味付け骨付き肉)をご紹介します。